waca-jhi's diary

笑いも涙も浄化には大きい力になるといいます。そしてカルチャーショックは気付きの第一歩、たとえ小さくても感動は行動への第一歩。

硯箱に蒔絵 9 (坂根龍我 作品 紹介№423 )

テトラポットを固め、磨いた後に蓋に描いた波の線1本1本に合わせて身にも波の続きを描く。

これで蓋を閉じた時にも違和感なく景色が現れるはずだ。

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そして・・・第2の主役の登場!
砕ける波!

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波頭!

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これは夢中になったので弁柄漆で塗り込んでしまったところしかなく・・。
で、こうやって作ったという動画を黒無地にほどこしてサンプルとしてみました。

砥の粉と水、漆を練ったモノをヘラに付けて叩いて作る。

で、その上を、金銀粉が蒔けるまで漆を塗り、研ぎ、整えていく。

一度目の砕波の上から2度目の砕波を作る。

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とにかく様子を把握するために簡単に描いた鷺、やはり砕波に負けてしまっている。

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で、もっと盛り上げるために肉を持たせて描いた漆の上から錫粉を蒔き沈めていく。

 

 この記事は彦根市の漆の工芸家、坂根龍我さんの了解をいただき、
F.B.投稿を紹介させていただいています。

 

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漆の染み出しが無くなるまで蒔く。

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これは2度くらいやらないと波に負けてしまうだろうなぁ・・。

初めての動画をアップしてみました。

仕事、し難い。笑笑

                

F.B.にアカウントのある方はこちらから直接ご覧になれます。

テトラポットを固め、磨いた後に蓋に描いた波の線1本1本に‥

                

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