waca-jhi's diary

笑いも涙も浄化には大きい力になるといいます。そしてカルチャーショックは気付きの第一歩、たとえ小さくても感動は行動への第一歩。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

お稽古用棗3種 (坂根龍我 作品 紹介№180)

【彦根市の漆工芸家、坂根さんの作品を楽しみましょう】 お稽古用棗3種 ~手鞠、糸巻き、破魔矢~ 金粉を蒔き、磨いて表現する複雑なものだけが蒔絵ではない。色絵と言って、漆で様々な色を作り、部分的に金を使うだけで表現するものもある。シンプルなだけ…

住吉蒔絵老松割蓋茶器 (坂根龍我 作品 紹介№166)

【彦根市の漆工芸家、坂根さんの作品を楽しみましょう】 住吉蒔絵老松割蓋茶器 蒔絵の古典を蓋裏に意匠。 茶器は、松材を溜塗(ためぬり)してある。 溜塗とは、朱色や弁柄色を塗った上から、飴色に精製された透漆(すけうるし)を塗り、下の色を透過させた塗り…

こんな表現も (坂根龍我作品 紹介№90 )

【彦根市の漆工芸家、坂根さんの作品を楽しみましょう】 時には こんな表現も 蒔絵、漆でこんな表現も・・・。 夕焼け風景や乾漆技法でランプ。 ランプは‘双子月‘って題名で、ちょいとした詩(うた)を詠み、妻が書にしてくれ、 一緒に展示してました。 この…

ワクラ葉 (坂根龍我作品 紹介№80 )

【彦根市の漆の工芸家、坂根さんの作品を楽しみましょう】 棗 ワクラ葉 この記事は彦根市の漆の工芸家、坂根龍我さんの了解をいただき、F.B.投稿を2014-04-02に紹介させていただいた記事の再掲です 坂根さんの作品blogは目次にも使えるピンタレストに入れて…

桜草蒔絵 平棗 (坂根龍我作品 紹介№76 )

【彦根市の漆の工芸家、坂根さんの作品を楽しみましょう】 桜草蒔絵 平棗 この記事は彦根市の漆の工芸家、坂根龍我さんの了解をいただき、F.B.投稿を2014-03-26に紹介させていただいた記事の再掲です 坂根さんの作品blogは目次にも使えるピンタレストに入れ…

螺鈿群鶴蒔絵大棗 (坂根龍我 作品 紹介№57 )

【彦根市の漆工芸家、坂根さんの作品を楽しみましょう】 螺鈿群鶴蒔絵大棗 この記事は彦根市の漆の工芸家、坂根龍我さんの了解をいただき、F.B.投稿を2-14-02-19に紹介させていただいた記事の再掲です www.pinterest.jp 《食⇔体をもっと知ろう》の一望は wac…

受け継がれるもの Fin. (坂根龍我 作品 紹介№224)

【彦根市の漆の工芸家、坂根さんの作品を楽しみましょう】 今は便利になった。こんなモノが無かった頃は、鹿の角を蒸し焼きにして粉末にしたものや酸化チタンの粉を使って磨いていた。 全体が磨き上がったが、艶が出過ぎるため、もう1度生漆を摺り込む。 そ…

受け継がれるもの (6-3)(坂根龍我 作品 紹介№223)

【彦根市の漆の工芸家、坂根さんの作品を楽しみましょう】 あれから2度生漆を摺り込んだ。 さて、最終の磨き上げ。 今は便利になった。 漆の磨き上げ専用の粉が製品化されている。 この記事は彦根市の漆の工芸家、坂根龍我さんの了解をいただき、F.B.投稿を2…

受け継がれるもの (6-2)(坂根龍我 作品 紹介№222)

【彦根市の漆の工芸家、坂根さんの作品を楽しみましょう】 で、磨きだけにした。 この作業を胴ズリと言うんだ。 塗面のザラつきをなだらかにする。 これ位でいい。 そして、また生漆を摺り込む。 乾かす!シッカリと乾かす! 焦らない焦らない。 出来上がり…

受け継がれるもの ( 6-1) (坂根龍我 作品 紹介№221)

【彦根市の漆の工芸家、坂根さんの作品を楽しみましょう】 さて、あれから3回生漆を摺り込んだ。 なかなかいい色になってきたな。 従来の拭き漆なら、ここで塗面を研いで磨くのだが、そうすればテカテカのツヤツヤになる。 それはこのコには似合わない。 こ…