扇面散らし蒔絵 (坂根龍我 作品 紹介№20)
百百のやわ
20代半ば、独立して早々の頃。
漆芸に携わる者達の会合があった。
そこにいた70代の蒔絵師が、体調の不良と、感性の低下を愚痴っていた。
それを耳にした齢い90代の蒔絵師が、一喝した。
「ええ若いモンが、何言うとる!わしは、やっと最近になって漆が解ってきたとこや!お前らこれからやないかい!!」
エライ世界に入ってしまったと思った。
そこから幾年月、僕は、おそらくまだ解ってないんだろうなぁ。
おそろしや。
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