"なお"フランスへ旅立つ
はい。今ごろフランスに着いていると思います。
とは言っても1週間後には帰ってくるんですけどね。
一か月くらい前に何の前触れもなく
突然
「私!フランスに行ってもいいですか!?」
「・・・うん、行って来たら・・・」
とりあえず、なんでも容認するのが私の癖ですが
頭の中では。。。
香川の田舎から大阪に出てきて、まだ一年やのに!?
え!? いきなり次はフランスなん???
どういうこと?? 無理してないか?
って思いましたが。。。旅行でした。
伝いたい気持ちは分かりますが、話す順序が間違ってますね。
この子が初めて電話をしてきたのがちょうど3年前
入院中でステロイドパルスをしていた後ということもあり
ろれつが回らない話し方で、会話もままならない状態でした。
そこから、一緒に取り組んだ闘病生活
多発性硬化症の症状が治まり、その後に訪れた顔からの排毒症状
顔の三分の二が赤くただれて、目の下から顎までの広範囲がかさぶたになりました。
出せなかったから病気になったんですね。
出せるように体が変わって、一気に顔から噴き出たようです。
4ヶ月ほど外には出れない、誰にも顔を見せられない状態でした。
その後、かさぶたは綺麗に剥がれ落ち、病気の心配もなくなりました。
しかし病気が治ったとはいえ、メンタル的に気になることがあり
車で香川まで会いにいきました。
もう二度と病気にならない為に、気を付けるべきことを伝えたかったんです。
その時に感じたのは
「ほんまに元気のない奴やなぁ・・・」
20歳って元気があり余ってる年齢なのに
なんの覇気も感じなかったのを覚えています。
あれから2年、大阪に出てきて1年
「フランスに行きたい!いろんな経験をしたい!」って思ってるんですから
ずいぶんと元気になったなぁ~と、しみじみ思います。
まだまだ本当の自分を出し切れてないところがありますが
これも年々変わっていくんでしょうね。
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。
一年前に大阪に来ると決まった時は事後報告でした。
意外と強引な奴です。
「なんで、俺にまとわりつくんだ」と思ってました。
「おいおい、なんで大阪やねん・・・」と思ってました。
しかし、今はセンターで面談に来られた方の希望の存在になっていることに気づき
もちつもたれつの存在であることを強く感じます。
フランスでの土産話は楽しみですが
たぶん、全ての話にオチはないと思います。
大阪で暮らすなら、それも勉強してもらわないといけませんね。
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