粉入れ(-2) (坂根龍我作品 紹介№67 )
この金粉は、梨地粉(なしじふん)という粗い金粉。
坂根さんの作品は目次にも使えるピンタレストに入れてあります。
いつでもどれでもお好みの作品を楽しんでください。
《食⇔体をもっと知ろう》の一望は waca-jhi's blog
waca-jhiのblogの一望は wab's blog
粉入れ 1(粉固め)(坂根龍我作品 紹介№66 )
蒔絵の金を光らすためには、蒔いた金粉の上から、漆を塗って固めなければならない。
見えない工程の一つ。
坂根さんの作品は目次にも使えるピンタレストに入れてあります。
いつでもどれでもお好みの作品を楽しんでください。
《食⇔体をもっと知ろう》の一望は waca-jhi's blog
waca-jhiのblogの一望は wab's blog
百百のやわ (坂根龍我作品 紹介№81 )
まだ十代の頃、ロックバンドにそろそろ飽きがきていた時、アコー
京都の小さなライブハウス。
僕達が一週間に一度出演していたその店に「ねぇさん」も出演して
一人でギターを抱えて、ゆったりと語りかけるように歌う姿がとて
アマチュアであってもライブハウスで演奏する時は、あるプロダク
相方はピタリとはまっていたのだが、齢い16にして酒、たばこ、
閻魔様からラブレターを貰い、青鬼からの横恋慕の修羅場くらい辛かったのである。
それはもう、ヘビメタ野郎の首根っこひっ捕まえて、保育園でお遊
その日、一回目のライブを終えた僕は、二回目のライブまでの間出
カワイコチャンストレスで爆発寸前だった僕は、机に足を乗せ、髪
あぁー、うめぇー!・・と天井に煙を吐き出し、至福に浸りかけた
「けむっ!」という声に聞き覚えがあり、顔を正面に向けると、淡
(やべっ!)と思うも、時すでに遅し!である。
一寸の間、目を細めて僕を見ていた「ねぇさん」の目が見開かれて
無理もない、さっきまで、♪愛してるぅ~♪ なんて歌ってたカワイコチャンの口にタバコ、片手にウィスキー、
とりあえず、足だけは戻したものの他は隠せなかった。
「・・あなた・・確か高校生よね?!」
「・・うぃっス・・」
「驚いた!・・これがあなたの実態って訳~?!」
こうなってはもう仕方がない、タバコをくわえたままではあったが
「もう、しょうがないわね。黙ってて貰いたい?」
腰に片手を当て、ちょっと小首を傾げて「ねぇさん」は訊いた。
「・・・はぃ・・」
溜め息を一つ吐いてから彼女は言った。
「了解、でも一つ条件があるわ。
今夜、演奏が終わったら私に付き合いなさい。
それが条件。じゃ、後でね。」
エクボを見せて、「ねぇさん」は楽屋を出ていった。
「・・は、ぃ・・・・・・・えっ??!!」
くわえタバコの灰が落ちて、ポケットウィスキーのキャップが転が
17歳と21歳の出逢いだった。
(逆ナンか?!)心惹かれたひとに誘われた訳である。
まして17歳の小僧、色気盛りである。
男は色気付いた時からずっとバカなのである。
気も漫ろなライブを終えて「ねぇさん」に連れて行かれたのは、当
その店で僕達は、飲みながら色んな話しをした。
自分たちの事、将来の事、今の不満や大切なモノ達。
そして、少しだけ酔った「ねぇさん」が言ったんだ。
「よし!今日から君は私の弟だ!」
この時から「ねぇさん」は「ねぇさん」になった。
その後、僕達は度々一緒に遊びに出たり、飲みに行ったりしていた
大学と高校の差はあったが、お互い学生だったので、あまり値のは
「ねぇさん」との衝撃の出逢いからほぼ一年が過ぎようとしていた
その頃僕は、その素行から相方に去られ、その事で事務所から見切
そんなある日、「ねぇさん」が楽屋に来て言った。
「決めた事があるの。あなたを誘惑するのは私の役目!いい?」
「・・・はい??!」
先日二人で飲みに行った帰り、少し遅くなったので、タクシーを停
その時、僕がひどく優しい目をして送ったらしく。
「あなたは、大切な人が出来たら、きっとずっと、あんな目を相手
だから、あなたを誘惑するの。
でも、今じゃないわよ。
もっと素敵な男に仕立ててから!
解った?!」
「・・・うん・・まぁ。」
「ねぇさん」はそれだけ告げると、エクボを見せて楽屋を出ていっ
同じような光景が確か一年前・・と考えていて、今度はギターを落
その後、互いに仕事に就き、大切な人が出来ても、僕達の付き合い
学生の頃のように頻繁ではなく、電話だけの事も多かったが、お互
そして、そんなやり取りは「ねぇさん」が結婚しても続いていたん
四十代半ば、それまでの人生に一旦幕を引き、素の自分になって一
電話のコールに出てみると久々の「ねぇさん」の声。
「久し振り!どう?元気にしてる?ちゃんと食べてる?」
「ホント久し振りやね!うん、何とかやってるよ。
そっちはどうなん?元気?」
「うん、それがねー。私入院しちゃったの。大した事ないんだけど
「何?どうしたん?」
「わたし、ガンになっちゃった。
もうすぐ手術なの。」
「・・・え?!・・これから行く、すぐ見舞いに行くから!
ねぇさん、どこ?どこの病院?!」
「ダぁ~メ、教えてあげない。
あなたが来たって何もしてもらう事ないわよ。
こうして声が聞ければ、それでいいの!
それに、ガンって言っても軽いやつだから大丈夫。
退院したら連絡するから待ってて。
元気になって、ちゃんとあなたを誘惑しに行くから。
ね、待ってて。」
「・・・解った。約束やで!
絶対連絡してや!
俺、待ってるからな!」
「うん、じゃぁね。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・通話終了の電話の音
「ねぇさん」からの連絡が来たのは、その数ヵ月後だった。
黒く縁取られた一枚の通知、「ねぇさん」が逝った事を報せる連絡
僕は声をあげて泣く事が出来ない。
それでも、次から次へと流れてくる熱いモノに嗚咽した。
その一粒一粒に「ねぇさん」との思い出が甦り、悲しい紙に滲んで
いった。
あれから幾つ年を重ねたのか。
「ねぇさん」、去年も今年も娘さんから季節の便りが届きます。
「ますます母に似て参りました。お会いしたいです」
「ねぇさん」僕は未だに「ねぇさん」のお墓を知らないんだ。
ごめんよ。
「ねぇさん」僕はいい男になれたかな。
いつになったら誘惑してくれるんだい?
今年は、娘さんに会おうか。
そして、二人でお墓に行こうか。
「もう!あなたはねー!・・」
元気な「ねぇさん」の声、今も僕の胸に響いている。
「あなたを誘惑するのは私の役目」
坂根さんの作品は目次にも使えるピンタレストに入れてあります。
いつでもどれでもお好みの作品を楽しんでください。
《食⇔体をもっと知ろう》の一望は waca-jhi's blog
waca-jhiのblogの一望は wab's blog
朱塗り大玉ペンダント (坂根龍我作品 紹介№60 )
朱塗り大玉ペンダント
僕が玉を塗り上げ、家内が、布地チェーン部分をつくりました。
坂根さんの作品blogは目次にも使えるピンタレストに入れてあります。
いつでもどれでもお好みの作品を楽しんでください。
----------------------------------
《食⇔体をもっと知ろう》の一望は waca-jhi's blog
waca-jhiのblogの一望は wab's blog
漆芸教室の日 (坂根龍我 作品 紹介№52 )
漆芸教室の日
習いに来てまだ、2年足らずの彼ですが、もうこれだけの作品を触っていってます。
頑張ってます。
僕はほとんど、触っていません。
以前僕が描いていたやや色っぽい女性の絵。描いてもらいましたが、なかなか迫っております!
棗をやってみたいという事で、拭き漆からやってもらいました。
完成はまだですが、楽しみです。
坂根さんの作品blogは目次にも使えるピンタレストに入れてあります。
いつでもどれでもお好みの作品を楽しんでください。
----------------------------------
《食⇔体をもっと知ろう》の一望は waca-jhi's blog
waca-jhiのblogの一望は wab's blog
難病克服ストーリー・回復例
娘が難病になり、医師からの宣告で絶望しました。
病名をネット検索すると、絶望的な気持ちが増していきました。
周囲に同じ病気の人がいる訳でもなく、孤独との戦いでした。
何とかしたい気持ちがあっても知識はなく、心も弱っているのです。
そんな中で、前を向き行動することがどれだけ難しいかを経験しました。
苦しいながらも前に進み続けた結果、娘は治りました。
言葉では簡単ですが、精神的にはかなり厳しい道のりでした。
ですので、ボランティアで難病相談を受けていたころは、治った娘を横に座らせていました。
治らないと宣告されて、ネット検索で絶望的な気持ちになった人にとって
一番必要なことは希望だということを、自分の経験で知っていたからです。
希望がないと前には進めません、希望がないと体は回復しません。
絶望からくるストレスが体に強いダメージを与えるからです。
治すための方法だけでなく、まずは心が希望で満たされないと体も変化しないです。
だからこそ「リアルな難病回復事例が必要だ!」そう思いました。
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。
それがきっと大きな希望に繋がり回復にも繋がると思ったからです。
もう一つの理由は、娘が治ったことが奇跡ではなく、難病でも治るんだということを証明するための好奇心です。
そして、いろんな病気の人が回復し元気になり、今では娘の姿に変わり、リアルな回復事例が相談者に希望を与えています。
難病克服支援センターを立ち上げた今も
治った人が、その治った経緯や事実を、闘病中の人の希望に繋げていきたい
そのことが、難病克服者を増やすことに繋がると思っています。
難病克服ストーリー・回復例
本ブログは、ウェブで見かけた有益と思われる記事とともに以下のpinterestに貼ってあります。
目次代わりにもお使いください。
《食⇔体をもっと知ろう》の一望は waca-jhiのブログ
waca-jhiのblogは wab's blog
楽しみ (坂根龍我 作品 紹介№56 )
坂根さんの作品は目次にも使えるピンタレストに入れてあります。
いつでもどれでもお好みの作品を楽しんでください。
《食⇔体をもっと知ろう》の一望は waca-jhi's blog
waca-jhiのblogの一望は wab's blog
楽しみ (坂根龍我 作品 紹介№58 )
ブリキ細工です。
坂根さんの作品は目次にも使えるピンタレストに入れてあります。
いつでもどれでもお好みの作品を楽しんでください。
《食⇔体をもっと知ろう》の一望は waca-jhi's blog
waca-jhiのblogの一望は wab's blog
答えを外に探すと正解は見つからない
日本の教育は、問題に対して、一つの答えを求めます。
正しい答えを早く見つけた人が優等生ですね。
同じ答えをみんなが探し、問題を解こうとします。
それが思考癖になっているのか、闘病でも同じことをしてしまいがちです。
先生は答えを知っている人、という常識も治る上では邪魔になります。
一つの課題、問題に対して、答えは一つ
先生は正しい、答えを知っている
小さいころからの環境で、こういう意識が思考の常識、癖になっているんです。
しかも、この先生方は難病指定している現代医学の人たちです。
「私たちは治せません宣言」しているということです。
ということは「問題の答えを知りません、解けません宣言」をしているということですよね。
こういうことが頭にすーっと入ってこないのは、小さいころからの教育や環境の問題なんだと思います。
どんな病気になりやすいかは、「生まれ持った遺伝的要因」が関係し
食べた物や空気など「生まれたからの外的要因」も病気になった要因の一つです。
また、「生まれてからの精神的要因」も同じですね。
割合は、みんな違えど、それぞれ3つが重なり合って発病しています。
同じ病名でも発病した要因はみんな違い、性格がみんな違うように体もみんな違うのです。
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。
なのにほとんどの人は病気になると、中ではなく外へ答えを求めます。
そして、一つの答えに辿り着こうとします。
だから治らないだけなんです。
難病が治らない原因は現代医学が治せないからではなく
答えの解き方が間違っているからなんです。
人間の体は、ずっと健康になろうとしてくれています。
その力を活かすには、自分が病気になった要因に気づき、正すことです。
治癒力を上げるために自分にあった生活を心がけることです。
そして、自分の体を信じることです。
このことがすーっと入ってきたら不安や恐怖は薄れていきます。
そのことが、どんな高価な治療やサプリメントより体を治癒に導いてくれます。
難病克服支援センター
本ブログは、ウェブで見かけた有益と思われる記事とともに以下のpinterestに貼ってあります。
目次代わりにもお使いください。
《食⇔体をもっと知ろう》の一望は waca-jhiのブログ
waca-jhiのblogは wab's blog
帯留め (坂根龍我作品 紹介№85 )
帯留め
坂根さんの作品は目次にも使えるピンタレストに入れてあります。
いつでもどれでもお好みの作品を楽しんでください。
《食⇔体をもっと知ろう》の一望は waca-jhi's blog
waca-jhiのblogの一望は wab's blog