肯定と否定
全ての物事には肯定的な部分と否定的な部分をあって
プラス思考だから肯定的な部分しか見えないという訳ではありませんよね。
否定的な部分も見た上で、肯定的な部分を表現しているものです。
またその逆もあって、マイナス思考だからといって否定的な部分だけに焦点を合わせてはいません。
肯定的な部分も見えているけど、否定的な部分が気になってるだけですよね。
ですので、プラス思考の人とマイナス思考の人の差はほとんどないんだと思います。
では、なぜそのような違いが出るのかというと
一つは、過去の経験が違うからです。
マイナスとプラスのどちらに意識がいきやすいか
過去の経験からの癖のようなものです。
もう一つは、集団の場合にはバランスを取ろうと、みんなどちらかの役割に回ってるんだと思います。
全員が肯定的な部分しか表現しなかったら、リスクが軽視され危険だからです。
また、その逆もありで、全員が否定的な部分しか表現しなかったら物事は前に進まないのです。
何の変化もない危険な状態になります。
なので、その状況によって、みんながバランスを取ろうとし役割として表現しているのだと思います。
娘が難病になった時、そして5年後に寝たきりになると医師から宣告を受けた時
私は原因が分からない病気なら、治る可能性もあると肯定的な部分を探したんです。
でも、寝たきりになることも十分に見ていました。
当たり前ですよね、そうでないと気が狂った人ですから。
嫁はその逆で、医師からの宣告を受け止めて、自分が長生きして看病し続けると腹をくくりました。
しかし、嫁も治るかもしれないという期待はしていたそうです。
私と嫁の両方が肯定的な部分を探して、必死で治そうとしていたら
おそらく衝突ばかりして、相手を責め合ったと思います。
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。
また、その逆に両方が医師の宣告を受け入れてたら、娘は寝たきりになっていたでしょう。
私がプラス思考で、嫁がマイナス思考だったわけではなく
お互いが無意識に、娘に出来る全てをバランスをとりながら行おうとしたんだと思います。
子供やご家族が難病のご家庭はその渦中にいると思います。
自分と違う役割を担ってくれているのかもしれない。。。という目で家族全員を見ることが大切です。
何も知らない顔して、暗くなった家族を笑いで明るくしてくれた長女もいました。
空気の読めない、能天気でバカな長女ではなかったんです。
これもバランスを取ろうと自然にとった行動だったんだと思います。
みんな肯定的であり否定的な中で、希望や願いは同じだったんだと思います。
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