waca-jhi's diary

笑いも涙も浄化には大きい力になるといいます。そしてカルチャーショックは気付きの第一歩、たとえ小さくても感動は行動への第一歩。

身体と心、薬と治療

娘は7歳で肢帯型筋ジストロフィーの宣告でした。

( 中略 )

「薬も治療法もない」と言われましたが必要ありませんでした。

いや、無くて良かったと思ってます。

あったら、今の娘の姿は無かったでしょう。

アンラッキーだと思った医師の言葉は、今思うとラッキーだったのです。

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娘の検査数値が正常になり、出来なくなっていたことがまた出来るようになった頃

私は自律神経失調症になってしまいました。

おそらく、娘との闘病で張り詰めていた神経が一気に緩んだんだと思います。

4年間、毎日必死で娘の病気と戦ってました。

どんどん進行し力を失う娘を見ては、じっとしていられませんでした。

本を読んだりネットで調べては様々なことを試し、娘の状態を確認する毎日が続きました。

そんな中で「もう、大丈夫。難病に勝った。これで大丈夫」と思った矢先に

無気力状態になり、何もしたくない毎日になりました。

人と話すことが苦痛になり、まともに仕事が出来ない日々が続きました。

急に襲う、動悸と不安感。

駅のトイレに入ると、倒れるんじゃないか・・・

電車に乗ると吐きそうなくらい気分が悪くなり・・・

治まったと思ったら、うつ状態で無気力に・・・

何も出来ない自分に自信をなくし、生きることが辛くなりました。

しかし、一つ一つ出来たことを確認しては自信に変えていきました。

「今日は少し動悸がしたけど、最後まで話をすることが出来た」

「今日は少し仕事に集中が出来て、人と笑って話をすることが出来た」

「今日は夕方から調子が悪かったけど、帰りの電車は普通に乗っていられた」

そんな小さな自信を少しずつ積み重ねていきました。

全くダメな日もありました、しかし以前より良くなってると思えるようになっていきました。

そんな1年が過ぎた頃

「人ってこれでも生きていけるんだ。しかも少しずつマシになっていくんだ」と

思えるようになってきました。

それから半年くらい経った時に、気が付いたら普通に過ごしている自分がいました。

この記事は「病気」ではなく「健康」の観点で読むためにFBページ
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を紹介しています。

普通に人と笑って、普通に楽しいことを考えて、仕事に夢中になって

薬も治療もせず、私の精神は元に戻りました。

今では、自分の経験を活かし毎日生きがいを感じて過ごしています。

娘の身体は医学の常識を超えて回復しました。

その代償として私の精神はボロボロになってしまいましたが

それもまた自然治癒したのです。

もちろん、場合によっては薬や治療が必要な場合もあるでしょう。

しかし、人間の身体や精神は元に戻るように出来ているんだということ。

その基本があって、薬や治療だと思います。

 ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され五年後には寝たきりになるとの宣告を受け、一時は悪化していたものが「小さな光を追いかけ続けた結果約四年で血液検査も正常に戻り、自力で立て、走れ、自転車に乗れるまで回復・・」との体験をもとに、難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。

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