一つの100点より、85点の総合力
娘の病気を治したい一心でいろんな本を読みました。
・糖鎖に関する本
・免疫に関する本
・ビタミンに関する本
・漢方薬(中医)に関する本
読んで気が付いたのは全てが正しくて必要だけど、1つでは闘いに負けるという事です。
免疫力低下は腸の汚れが原因だという本、腸を綺麗にしないと免疫力が上がらない事は理解できた。
でもそれだけでは難病は治りません
ビタミンを摂ると免疫力が上がる。
確かにビタミンは必要だと分かった。
でも、それだけではダメな事も分かった。
全部の本が正しくて、でも1つでは難病には勝てないという事です。
野球に例えると4番がホームランを打つのは必要だけど、
それだけでは試合に勝てないのと同じ。
それぞれの本には
・1番バッターの大切さ
・4番バッターの大切さ
・キャッチャーの采配の大切さ
・ピッチャーのコントロールの大切さが書かれてるのと同じで、
それぞれ勝つ為には必要な事だけど、チームが勝つには全てが必要だという事です。
糖鎖は細胞のアンテナです。
60兆の細胞がこのアンテナで情報交換をしています。
身体の一部に異常が生じるとこのアンテナが情報をキャッチし情報を送ります。
人間は誰でも毎日3000個程度のガン細胞が生まれてて、その情報をキャッチするのが糖鎖です。
その情報を免疫細胞に指令する。
情報をキャッチした免疫細胞はガン細胞をやっつける。
または、人間のアポトーシス機能によって自滅(細胞の自殺)させる。
各細胞が正しく情報交換しないとガンになったり、自己免疫疾患になります。
糖鎖は重要な役割をしています。
難病を治す上で糖鎖が正常に働く事は必要不可欠、でもその後に異常をやっつける免疫力が弱いと意味がないのです。
その為に腸を綺麗にし免疫力を維持する体内環境も必要、
でも腸が綺麗でも肝心なビタミンが身体に入ってこないと、免疫力は上がらないのです。
難病に勝つには全ての総合力が必要で、1つ欠けると意味が無く負けてしまうのです。
ですから、ガンには◯◯が効くとか、◯◯を食べれば◯◯が治るとか、そんな物に頼ろうとしないことです。
治る物を探すより、身体や心に良い当たり前のことを積み重ねることが重要だと感じます。