拭き漆箱 目止め作業2 (坂根龍我 作品 紹介№197(杢5))
サビ漆の目止め作業の後、余分なサビ漆を研ぎ、生漆、朱漆を擦り込み、乾かしてから行なう細かい杢目を埋める作業。
サビ漆の目止めだけでは、研ぎで剥がれる事もあり、細かい杢目まで埋めきる事は難しい。
そこで、生漆を全面に塗り、研ぐ事が要求されるんだ。
杢目の荒さ、深さ、多さにもよるが、通常の塗りよりはずっと薄くていい。
研ぎが大変だし、また、指を擦り減らしかねないから・・(ーー;)
この作業は、先に入り込んでいるサビ漆の強化にもなるんだ。
杢目の薄いモノなら、サビ漆無しでこの塗りだけで目止めする事も多い。
まだ先は長い(O_O)
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