幽霊蒔絵 (坂根龍我作品 紹介131(幽霊蒔絵2))
いよいよ幽霊蒔絵の習作に入る。
原画をコピーしたものの輪郭を薄紙に起こし、裏から今描くのに必要な部分だけを漆でなぞり、描くモノに押して、描くアタリをつける。
そして実際に描いていく。
今日は萩の葉の葉脈と軸だけ。
これは、下毛打(したけうち) という技法。
毛打とは、葉脈などの細い線を毛筋の様に描く事からの呼び名。
この上から葉を描き、更に背景を乗せ、炭で研ぎ出すと、背景が研ぎ破れ、また、葉が研ぎ破れて、背景、萩の葉、萩の葉脈が1つの平面に表現されるという寸法だ。
さて、うまくいくかお立ち会い(笑)
坂根さんの作品は目次にも使えるピンタレストに入れてあります。
いつでもどれでもお好みの作品を楽しんでください。
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