waca-jhi's diary

笑いも涙も浄化には大きい力になるといいます。そしてカルチャーショックは気付きの第一歩、たとえ小さくても感動は行動への第一歩。

硯箱に蒔絵 13 (坂根龍我 作品 紹介№427 )

さて、いよいよ破波と鷺の磨きに入る。

生漆で固められた金銀粉はまるで濡れた砂のように見える。笑
これが磨かれると光るわけなのだが・・。

磨くのに使う道具と材料をちょいとご紹介しようと思う。

適量のサラダ油に適量の砥の粉を混ぜて練る。
これが金銀粉を磨く材料になる。

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それを、布や脱脂綿に付けて擦るように磨く。

 

油気をとるため指に付けた白い粉は『角粉(つのこ)』と言い、鹿の角を蒸し焼きにして粉に挽いたもの。
今ではもう販売されておらず、新たに手に入れる事は出来ない。
僕が持っているものはその粉を固形にしたもの。
大切に使っている。
これが1番キレイに油分を取る事が出来るんだよなぁ・・。

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さて、磨き上がった破波、凹凸があるので磨けているところとあまり磨かれていないところがある。
で、これまた凹凸があるため金銀粉が剥げてしまっている部分もある。

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でも、これらは無論想定内!
ここからまた更に波に動きを出す。

 

 この記事は彦根市の漆の工芸家、坂根龍我さんの了解をいただき、
F.B.投稿を紹介させていただいています。

 

と、その前に鷺に加筆する事にしよう。

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楽しみだ!
やっとここまで辿り着いた。^_^

                

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さて、いよいよ破波と鷺の磨きに入る。‥‥

                

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