waca-jhi's diary

笑いも涙も浄化には大きい力になるといいます。そしてカルチャーショックは気付きの第一歩、たとえ小さくても感動は行動への第一歩。

龍笛のケースと高麗笛のケース (坂根龍我 作品 紹介№398 )

下塗り、中塗りを終えた高麗笛ケースを研ぎ上げて上塗りを施した。

蒔絵師である僕には、美しく塗り上げて艶消しで仕上げるというのは至難の業である。

蒔絵師は金属粉を蒔き、絵を表現するため薄く均一に塗る事を修行させられる。

f:id:wacag:20180228171354j:plain

反して塗師屋は研ぎ上げたり、蒔絵が乗り磨かれても塗り面が剥げたりしないよう均一にポッテリと限界の厚さまでホコリを付かせず塗る事を修行させられる。

 この記事は彦根市の漆の工芸家、坂根龍我さんの
了解をいただき、F.B.投稿を紹介させていただいています

f:id:wacag:20180228172040j:plain

 また漆を乾かす室の中の湿度も蒔絵と塗りでは違ってくる。

同じ漆を扱う職種でも根本から違うのだ。

                

F.B.にアカウントのある方はこちらから直接ご覧になれます。

坂根 龍我 - 龍笛、高麗笛ケース 続き

                

坂根さんの作品blogは目次にも使えるピンタレストに入れてあります。
いつでもどれでもお好みの作品を楽しんでください。 

jp.pinterest.com

----------------------------------

 

《食⇔体をもっと知ろう》の一望は waca-jhi's blog  

waca-jhiのblogの一望は wab's blog