waca-jhi's diary

笑いも涙も浄化には大きい力になるといいます。そしてカルチャーショックは気付きの第一歩、たとえ小さくても感動は行動への第一歩。

跡形もなく消えた病巣

初めて相談があったのが4年前の3月で、ちょうど今頃(3月)の季節でした。

その時の彼女は19歳、入院中の病院からの電話でした。

凄く不安そうな声、治療中だからなのか会話が噛み合わない状態での電話相談だったのを覚えています。

MRIと髄液検査で多発性硬化症と診断。

眼振と手足の痺れ

ステロイドパルス、大量のステロイド服用にも関わらず

医師からは「今後、悪化して手足も動かなくなる」の宣告を受けたそうです。

治せないと言っている医療に頼ることを止め

自然治癒力を上げて難病を克服することを強く決意されていました。

そんな思いの中、1年ほどで断薬し、その後は不思議なくらい眼振や手足の痺れはなくなっていきました。

医療では治せない病気を1年足らずで克服し、大学への復帰と当センターでのアルバイト

薬なしで元気に過ごしている彼女をずっと見てきました。

時々、頑張りすぎて不調になることもあり

その度に、また病気なのでは。。。と不安になる姿も見てきました。

生まれた時にアトピー、14歳でリウマチ、16歳でシェーグレン、19歳で多発性硬化症ですから

そう思うのも仕方ないのかもしれません。

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薬の服用なしで元気に過ごしている自信と過去の闘病経験からくる不安

両方が入り混じった3年間だったと思います。

そんな彼女が久しぶりにMRIを撮りに病院へいったようです。

不安になる自分と”さよなら”したかったのだと思います。

診察前に不安になったのか、メールが入りました。

結果は、過去にあった病巣が跡形もなく消えていたそうです。

通常は、形跡くらいは残っているそうですが

先生も「以前に本当に影があったの???」って驚いていたそうです。

この結果を聞いて、もちろん嬉しかったのです。

でもそれ以上に嬉しかったのが、自分の殻を破ろうとして行動したことでした。

本当のことを知るということは勇気が必要なことです。

この記事は「病気」ではなく「健康」の観点で読むためにFBページ
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。

大丈夫だと思っていても、過去の経験から不安や恐怖は襲ってくるんだと思います。

そんな姿を見てきたので、それに負けずに行動し、自信を得たことが私は一番に嬉しかったです。

この3年間を成功体験に変えることのできたのは彼女自身の勇気と行動だと思います。

その後、凄く心のこもった感謝のメールが届きましたが

娘との闘病で得た経験や知識を実証してくれた彼女には私も同じくらい感謝しています。

相談する側、される側、親子ほどの歳の差ですが

ドラマの主人公のような人生、これからも輝かせてくれたら嬉しいです。

難病克服支援センター

 ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され五年後には寝たきりになるとの宣告を受け、一時は悪化していたものが「小さな光を追いかけ続けた結果約四年で血液検査も正常に戻り、自力で立て、走れ、自転車に乗れるまで回復・・」との体験をもとに、難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。

                 

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