人は、触れ合うことで癒される
塞ぎ込んだり、悲しんだり、悔しかったり、いろんな気持ちに溢れている人をどう慰められるだろう?
母が長く寝込み、落ち込みがちに。
そんな時、素晴らしいことに気付きました。
単に横に座り話を聞くのと、手足をやさしく撫でる様にマッサージしながら話をするのとでは、大きく違いました。
皮膚接触することで、心も体も大きく治癒に導かれます。
こんなにも違うのか?!とビックリです。
皮膚接触&会話の相乗効果でした。
それからは、家族に触れるように気を付けました。
「ありがとう」と言いながら、背中をスリスリ。
「すごいね」と言いながら、腕をなでなで。
言葉だけの時より、とてもコミュニケーションがスムーズになり、互いの表情が柔らかくなりました。
ちょっとしたことなのに、こんなに違うのだなぁと驚きです。
何気に図書館で開いた本に・・・
「人に愛情をもって触れると、お互いの脳でオキシトシンというホルモンが分泌され、リラックスし、ストレスが癒され、絆が深まる」と書かれていました。
その本には、こんな実験結果も・・・
“顔の表情”によって自分の情動を伝える方法と、“触れる”という表現方法では、どちらがより正確に伝わるかを、比較実験したそうです。
すると、“触れるだけ”でも、表情と同じ位、正確に伝わるという結果が!
スゴイですよね、表情を見なくても、触れるだけで、相手の情動が理解できるなんて、ビックリです。
ふと思い出します。私が難病で両目が見えなくなった時、人の手に触れるだけで、その人の心と体の状態が、すごくよく分かりました。
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。
しかし、目が見える様になると、分からなくなりました(笑)
人が元々もっている力が、見えないことにより、より繊細になったんだ!と、この本で納得です。
大切な愛する人とギクシャクしちゃう時、
軽く触れ合いながらの会話をしてみてはいかがでしょう。
いつもより意思の疎通がうまくいくかもです。
難病克服支援センター
kumiko
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