手鞠蒔絵茶器 (坂根龍我 作品 紹介No.30)
三つの手鞠唄
蒔絵は、図案を描き、それを実際に描く場所に写し、目安 に描いていく。
この茶器は、その工程を全く無視し、全てフリーハンドで 描いた。
鞠の文様を正確に等分、どの場所でも、図が合うようにす るには、図案をとるよりも、自分の手の方が信用できた。
時として造り手は、こんな自己満足なイタズラをする。
台は、松の板を拭き漆で仕上げ、
鞠からの流れで、朱の紐を高蒔絵した。
坂根さんの作品は目次にも使えるピンタレストに入れてあります。
いつでもどれでもお好みの作品を楽しんでください。
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