waca-jhi's diary

笑いも涙も浄化には大きい力になるといいます。そしてカルチャーショックは気付きの第一歩、たとえ小さくても感動は行動への第一歩。

病気の進行と回復

難病の進行は徐々に加速していきます。

回復に向かう時は、進行が徐々に減速し治癒に向かいます。

上記に書いた事のイメージを車に例えると、アクセルが難病の進行、ブレーキが治癒に向かう回復とします。

止まってる状態が健康だとすると

時速10km、30km、50km、80km、100kmと病状は進行します。

それに対し回復に向かう時は
時速80km、50km、30km10km、0kmと進行のスピードが減速(回復)し治癒に向かうのです。

食事療法などを行うと身体の状態が良くなり、進行スピードが減速していき元の身体に戻ろうとしていきます。

これが自然治癒力と言います。

時速100kmで進行していた状態から80kmに減速し始め、やがて50kmと徐々に進行の速度が減速していきます。

0kmになれば進行が止まり治癒という事になります。

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しかし0kmになって進行は止まり治癒なので、たとえ50kmまで減速し身体が治癒に向かっていても、逆に言えば50kmで進行している状態なのです。

時速100kmで進行していた病状が50kmまで減速が出来たら身体は大きく改善し治癒に向かっているという事なのですが
言い方を変えると半分のスピードで進行しているので病状は悪化するのです。

以前より悪化のスピードは半減していても、半分のスピードで悪化はしている状態なのです。

この理屈を理解していないと、せっかく身体が改善し治癒に向かっていても食事療法などの治療が続かなくなってしまいます。

こんなに頑張ってるのに…

状態がまだ進行している…

全然良くなってない…

と勘違いしてしまうからです。

血液検査で異常値が出る病気の場合は、減速した分数値は落ちていき治癒に向かっている実感を得る事が出来ますが、身体の状態は以前より悪化している事があるのです。

それはまだ正常値まで戻ってないので、少なくとも悪化してしまうのです。

ですが、食事療法などを続ける事で状態の悪化が止まる時期が来ます。

そこが折り返し地点です。

この記事は「病気」ではなく「健康」の観点で読むためにFBページ
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。

完全に治癒はしてないが、病状が
悪化しない状態、ここまで来ると自分が行っている治療に対して迷いがなくなるので続ける事が出来ます。

難病となると不安が大きく、焦りが出たり、迷いが出たりするのが普通です。

薬で抑えるのではなく、自分で治そうと思う気持ちが強ければ強い程、早く良くなる事を期待してしまいます。

しかし、難病の多くは慢性病なので、ゆっくりと加速しながら進行し、改善する時もゆっくりと減速しながら治癒へと向かう事がほとんどなのです。

ですので、その間は改善し治癒に向かっていても、病状は進行するという厳しい時期があり、そこを乗り越えられるがどうかが完治する為には非常に大切な事なんです。

難病克服支援センター

 ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され五年後には寝たきりになるとの宣告を受け、一時は悪化していたものが「小さな光を追いかけ続けた結果約四年で血液検査も正常に戻り、自力で立て、走れ、自転車に乗れるまで回復・・」との体験をもとに、難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。

                 

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