waca-jhi's diary

笑いも涙も浄化には大きい力になるといいます。そしてカルチャーショックは気付きの第一歩、たとえ小さくても感動は行動への第一歩。

暴れん坊のマナミちゃん

娘は幼稚園で発病し、小学校に入るころには手が上がらなくなりました。

その後、小学校へ入ると「起立!」の時に椅子から立てなかったり

歩く時は、友達に守ってもらわないとトイレに行けなかったり

そんな小学一年生でした。

同じクラスには、マナミちゃんという女の子がいました。

元気なだけではありません、暴れん坊です。

みんなを敵視した目、先生に注意されると目の前にある物を全て投げつけてました。

参観日も床に寝そべっていて、椅子には座ってません。

正直、驚きました。

力があるので椅子だって、先生に投げつけようしたそうです。

そんな話を聞いて、娘が無事に学校生活を送れるかどうか心配になりました。

なのに、驚いたことに担任のベテラン先生(女性)は

そんなマナミちゃんと娘の席を隣同士にくっ付けてペアにしました。

みんな席は2人1組のペアなんですが、よりによって「なんでなん??」と驚きました。

しかし、それからこの2人は急激に変わっていったそうです。

f:id:wacag:20170624145248p:plain

お互いがお互いを助け合うようになったそうです。

2人は長所と短所が間逆で、娘がマナミちゃんに勉強を教えたり

何かを取りに行く時はマナミちゃんが取りに行ってくれたり

「起立!」の時も娘が立つのを補助してくれたり

しかも、かよわい娘を気遣ってか、暴れなくなったそうです。

そんなマナミちゃんが初めて家に遊びに来ました。

普段は外で遊べない娘でしたが、少し外で遊ぼうということになりました。

マナミちゃんは嬉しかったのか、張り切りすぎて足を怪我したんです。

家にバンドエイドを取りに行き、それを娘が貼ってあげました。

そのバンドエイド、マナミちゃんは何日経っても外そうとせず

ずっと貼っていたそうです。

「結月ちゃんが貼ってくれたバンドエイドだから。。。」と言って外さなかったそうです。

一緒に公園で遊んだ時に、いろんな話をしたんですが

本当に優しい純粋な心の子だなぁと思うことがたくさんありました。

入学当時、手が付けられないくらい暴れていた子を

危ないからとみんなと隔離し、大人が力ずくで抑えようとしていたら

そんな優しい純粋な子だとは誰も気づかなかったと思います。

大人だって、誰からも理解されず、認められず、特別視されて孤独に生きていたら

お酒を飲んで暴れたい気持ちになることだってあるでしょう。

そんな大人や子どもに対して、周りの接し方は凄く大切なんだと思います。

接し方しだいで素直な気持ちになり、全く別人のような精神状態に戻れるだと思います。

結月はマナミちゃんに救われたと思います。

自分は何も出来ないと自信をなくしていた娘は

マナミちゃんに勉強を教えてあげることで自信を取り戻したんだと思います。

この記事は「病気」ではなく「健康」の観点で読むためにFBページ
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。

 また、マナミちゃんも同じだったと思います。

みんなに付いていけない不安や特別視されている恐怖感で心が潰れそうになっていたんだと思います。

しかし、かよわい娘を守る存在になれたことで、不安や恐怖は薄れていったんだと思います。

先生は、席をくっつけただけで、なんの指示もしなかったそうです。

しかし、自信が持てず、不安な毎日を過ごしていた2人は

助け合うことで自らの壁を乗り越えようとし、そして乗り越えたんだと思います。

このような事が自然と出来る子供をみて、大人も見習うべきかなと思いました。

素直さ、真っ直ぐさが、心の壁を乗り越えさせてくれた。

そして、2人はそれを自信に変えたんだと思います。

 ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され五年後には寝たきりになるとの宣告を受け、一時は悪化していたものが「小さな光を追いかけ続けた結果約四年で血液検査も正常に戻り、自力で立て、走れ、自転車に乗れるまで回復・・」との体験をもとに、難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。

 難病克服支援センター | Facebook

                 

本ブログは、ウェブで見かけた有益と思われる記事とともに以下のpinterestに貼ってあります。
目次代わりにもお使いください。

                

《食⇔体をもっと知ろう》の一望は waca-jhiのブログ

waca-jhiのblogは wab's blog