waca-jhi's diary

笑いも涙も浄化には大きい力になるといいます。そしてカルチャーショックは気付きの第一歩、たとえ小さくても感動は行動への第一歩。

身体の持つ力と本来の治し方

抗SRP抗体陽性筋症の12歳の女の子がいます。

ご両親から相談を受け、一昨年に大阪で会いました。

10歳の運動会で異変を感じ検査をしたところ、筋肉細胞が壊れる値のCK値が通常の50倍近くありました。

医師からは、筋生検、ステロイドのお決まりの流れを勧められたのです。

しかしこの病気は、筋肉細胞の炎症がなくステロイドが効きにくいにも関わらず副作用が大きいのです。

 FBページ、「難病克服支援センター」の記事を転載しています。

その事を伝え、アドバイスさせていただき、ご夫婦で話し合った結果、筋生検、ステロイド治療は行わず、食事や漢方薬鍼灸で頑張る事になりました。

検査数値が非常に高かった為、かなり迷い、悩まれたりしていましたが、不安な時期を共に乗りきっていこうと連絡を取り合いました。

その当時は、お母さんも精神的にかなりダメージがあったようで、心配するあまり喘息になられたり、不安な声をされていたのを覚えています。

食事改善を行い、漢方薬鍼灸を始めて、3ヶ月後での検査結果はさらに悪化していました(通常の50倍→65倍に)

免疫力が上がると抗体の力も増し、一旦は数値が上がることが多いのです。

悪化していると思い、ステロイドに心は揺れたようですが、何とか踏ん張り、精神的に一番辛い時期を乗り越えてくれました。

私も経験しているので分かるのですが、ここを乗り越えたのは、本当によく頑張ったと思います。

娘さんの将来の分かれ道だったと思います。

その後、数値は順調に下がっていき、先日のご報告では、CK値が最高時に9734あったものが、今月の検査では405となり、あと一息の所まできています。

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今までの検査の経過です。

※CK基準値:~150

2013年07月 CK:7176
2013年10月 CK:9734
2013年11月 CK:6839
2013年12月 CK:5514
2014年01月 CK:4855
2014年02月 CK:4154
2014年04月 CK:3319
2014年06月 CK:3266
2014年08月 CK:2205
2014年10月 CK:1662
2014年12月 CK:1179
2015年02月 CK:833
2015年04月 CK:672
2015年06月 CK:611
2015年07月 CK:541
2015年09月 CK:612
2015年12月 CK:405

食事改善、漢方鍼灸を始め一旦は上がったものの、その後は順調に下がり、現在405ですので一安心してます。

クレアチニンの数値も上がっていますので、筋力もあがっています。

この様な、難治性の病気でも治す力は自ら持っています。

やはり自然治癒力は最強の薬だということの証であり、良い見本だと感じます。

薬での治療では無いので、良くなり始めると悪化する心配なく見守れます。

それが人間の身体であり、本来の治し方ですからね。

 ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され、五年後には寝たきりになるとの宣告を受け一時は悪化していたものが「小さな光を追いかけ続けた結果約四年で血液検査も正常に戻り、自力で立てる、走れる、自転車に乗れるまで回復しました」との体験をもとに、難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。

 難病克服支援センター | Facebook

                            

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