ふくらはぎマッサージ
寒い季節は血管が収縮し血行が悪くなります。
手足が冷えて老廃物も溜まりやすく疲れやすくなります。
血液が全身を円滑に循環できていることが、健康でいるためには重要です。
そこで、心臓から最も遠くに位置し第2の心臓と言われている、ふくらはぎの働きです。
それは、足の血液を押し上げ、心臓の働きをコントロールし、血液循環を正常に保つ働きがあります。
これは、直立二足歩行を始めた人類が重力に抵抗し、血液循環を成立させるために手に入れたのが、ふくらはぎの働きなのです。
重力に逆らい、力強く上に押し上げる、静脈へのポンプ作用として働いています。
重要な働きをしているがゆえに、ふくらはぎの筋肉はたいへん疲れやすいのです。
疲労した状態では、足(下半身)に血液が停滞してしまい、心臓に大きな負担をかけてしまいます。
そうならないように、ふくらがぎに疲れを感じ、硬くなっていたらマッサージをしてください。
そのポイントは
1.ふくらはぎを内側、真ん中、外側の3つの部位に分けて刺激する
2.痛いけれども気持ちがいい程度の刺激を目安とする
3.息を吐きながらふくらはぎを押し、息を吸いながら指の力を抜く
お風呂上り、寝る前などがおすすめで。
自分で行う場合は、座って押す側の足の膝を曲げて行う。
一番いいのは、うつ伏せになって誰かに押してもらうことです。
娘の場合は筋力が弱まる病気だったので、毎日寝る前に15分程度マッサージをしてあげてました。
当時、寝つきが悪かったのですが、気持ち良くて副交感神経優位になるのか、うまく寝てくれました。
寝る前に誰かにしてもらうと、自律神経の働きも正常化できると思います。