心と身体の関係
悲しいと涙がでます。
感動すると鳥肌がたちます。
腹がたつと頭と顔が熱くなります。
怒ると怖い顔になります。
心の状態に身体は素直に反応しています。
心の状態を身体が自然に表現しています。
しかし人は、心の状態を隠して、違う表現を身体でしようとします。
例えば、本心を隠す為に怒ってるのに、笑おうとする。
悲しいのに、涙をこらえて、何ともないような顔をする、焦ってるのに冷静なフリをする
こんな事は大人になれば誰でもあります。
身体にウソをつかせた分、どこかで思いっきり心のままを吐き出せてるうちは、まだバランスはとれます。
しかし、心と違う表現ばかりをし、吐き出す事もせずに、それが慢性化すると、心と身体がバラバラになってしまいます。
そして、本来の自分を見失ってしまいます。
すると、心は満たされず自律神経が乱れます。
身体は無理に違う表現をさせられているので、多大な負担がかかります。
心にとっても、身体にとっても同時に多大な負担になるのです。
これが続くと、当然、心か身体に不調が出ます。
心の不調は身体の不調、身体の不調は心の不調となります。
どちらが先に悲鳴をあげたかの違いだけです。
しかし、身体の不調は身体の病気と捉え、心の不調は心の病気と捉えているのが現代医学です。
身体を使って自分を素直に表現する場が必要ですね。
ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され、5年後には寝たきりになるとの宣告を受け一時は悪化していたものが、「…小さな光を追いかけ続けた結果、約4年で血液検査も正常値に戻り、自力で立てる、走れる、自転車に乗れるまで回復しました…」との体験をもとに、現在は難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。 難病克服支援センター https://www.facebook.com/nks.center |