脳をだますと心と身体は変わる
脳というのは、現実とイメージをうまく区別できないと言われています。
ですから、現実と違うことをイメージすると心や身体に与える影響も変えられるというわけです。
普段は、心で感じたことを脳が認識し、身体に指令をします。
自分が病気だ、死ぬかもしれないと思うと、それを脳が認識し、死ぬかもしれない恐怖を身体に与えます。
すると、身体が怯え震えたり、その恐怖を洗い流そうと涙が出てきます。
このようなストレスは心にも身体にも大きな悪影響を及ぼします。
治らない、死ぬかもしれない・・・の思いで相談者さんは面談にやってきます。
私は、相談者さんと面談した際に、難病を克服した娘の話や他の相談者さんが元気になった話をします。
より具体的に脳がイメージできるように、何をすれば、いつ頃どうなって、その後どうなっているかを話します。
同じような病気の人が、何をしたら、どうなって、いつ頃元気になったか、そして今はどうしているかを話します。
死ぬかも・・・と思っている人に、もしかしたら私も大丈夫かも・・・と思って欲しいからです。
絶対に、大丈夫だ!と思えたら、それだけで治癒力が大きく上がるからです。
相談者さんが具体的に明確に脳がそのことを認識し、自分で治るイメージが出来ることが、治癒力を上げるポイントだからです。
難病でも大丈夫だ!と脳が認識すると、脳が心にも身体にも大丈夫ですよ!と伝えます。
すると、心は安定し、身体も余裕を持って病気と闘うことができます。
スポーツでもそうですが、勝てる!と思って戦うのと、たぶん負けるわぁ・・・と思って戦うのとは、戦力が大きく変わります。
相談者さんの中で、奇跡のようなスピードで回復する人の共通点は、子供のように素直な人です。
うまく、自分でイメージし脳をだませる人なのです。
そして、元気になって好きなことをしている自分をイメージしてくださいね、と伝えています。
ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され、5年後には寝たきりになるとの宣告を受け一時は悪化していたものが、「…小さな光を追いかけ続けた結果、約4年で血液検査も正常値に戻り、自力で立てる、走れる、自転車に乗れるまで回復しました…」との体験をもとに、現在は難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。 難病克服支援センター https://www.facebook.com/nks.center |