waca-jhi's diary

笑いも涙も浄化には大きい力になるといいます。そしてカルチャーショックは気付きの第一歩、たとえ小さくても感動は行動への第一歩。

心がけたいこと

・リスクばかりに焦点を合わさず、信じて一歩踏み出すこと

・世間の常識に捉われすぎず、心の声に耳を傾けること

・他力でなく、自力の意思を持ち人の力を借りること

・先を競わず、今を楽しむこと

・入ってきた情報をもとに自分で調べて府に落とすこと

・やりたくないこと3割、やりたいこと7割の行動意識を持つこと

・現状に目を背けず、しっかり受け止めること

・出来ない理由より、出来る可能性を探すこと

・変化を恐れず、変化を楽しむこと

・過去への意識より、過去の知識や経験を武器に未来への意識を持つこと

・人との違いを気にするより、人との役割の違いに気づくこと

・負のドラマが頭を埋め尽くしそうな時は、淡々と行動し事実を重ねること

・どんな苦難な状況でも、心のどこかで舌を出して笑ってること

・自分の限界を感じたら、開き直って最悪をいったん受け止めること

・苦しい時ほど、素直な気持ちをそのまま誰かに話すこと。

この記事は「病気」ではなく「健康」の観点で読むためにFBページ
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。

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 ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され五年後には寝たきりになるとの宣告を受け、一時は悪化していたものが「小さな光を追いかけ続けた結果約四年で血液検査も正常に戻り、自力で立て、走れ、自転車に乗れるまで回復・・」との体験をもとに、難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。

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自然治癒力と病院での治療

 人間の身体は環境に合わせて柔軟に対応してくれます。

食べ物がない時代は少食で生きていけるような身体になり、自然と共に生きてた時代は細菌から身を守る為の免疫力を備えました。

身体は環境に合わせて足らない物を身体の内から補うように出来ています。

肌や髪が乾燥すれば、体内で「うるおい成分」が生成されます。

シャンプーや化粧品で「うるおい成分」を塗れば塗るほど体内では補う必要が無いと判断し、体内能力が退化するのです。

抗菌グッズで身の廻りを固めると菌と戦う能力は弱くなってしまいます。

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膠原病やアレルギーの抗体も戦う為の能力で、身体が必要だと判断し体内で作ってくれているのです。

西洋医学では膠原病やアレルギーの原因は免疫機能やその抗体に問題があるような説明をされます。

そして、その抗体の働きを弱めるためにステロイドが出されます。

生きる為に体内で作られた味方を敵と捉えるのです。

だから、病院は膠原病やアレルギーを治せないのです。

治らない治療をし、治せないから難病としています。

確かに薬を飲むと戦えなくなるので一時的には病状が治まります。

戦っている証が症状ですからね。

しかし病気は戦って勝たないと治らないのです。

休戦させた分は他に負担がかかってしまい、それが副作用として現れます。

そしてまた副作用に対しての薬が出されます。

分かりやすい例は、怪我が深いと膿みますよね。

膿が出るのも戦ってるからです。

何と戦ってるかというと、細菌と戦ってるのです。

膿が中から外へ出ることで細菌が中に入り込むのを防いでいるのです。

咳や鼻水、クシャミが出るのも同じ事です。

本来の治療は症状を抑える事をするのではなく、戦う力を高めることです。

その為に必要なのが正しい食事や軽い運動、そしてストレスを軽減することです。

これが、正しい治し方なのです。

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 しかし、どんな時でも薬はダメかというとそうではありません。

衰弱し戦う力さえ残っていない状況では、薬や治療が命を救ってくれます。

大怪我や瀕死の状態、体内の菌やウイルスの勢いが止まらない時に薬や治療は必要です。

原因不明の吐き気や痛みが出た時も検査することで一命を取り止める事に繋がります。

身体の不調が生活習慣からきているのか、突然のトラブルなのか

それによって頼るものが違ってくるのです。

 ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され五年後には寝たきりになるとの宣告を受け、一時は悪化していたものが「小さな光を追いかけ続けた結果約四年で血液検査も正常に戻り、自力で立て、走れ、自転車に乗れるまで回復・・」との体験をもとに、難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。

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都合よい未来

何気なく信じていることのほとんどは、思い込みに過ぎません。

小さい頃から植えつけられた情報を記憶としてインプットし

それらの情報を、そうだと思い込み、それに従って生きています。

偉い医者のいうことだって、医学が進歩すれば常識も変わります。

科学的根拠だって、未来になればそのもの自体が間違っていたことだってあります。

自らの体験の中で強く実感したことには信じて良いと思います。

それでも、思い込みの可能性はあります。

後々になって「いや、違ったな・・・」って思うことだってあるからです。

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それくらい、みんなが信じていること、自分が信じていることは思い込みに過ぎず

言い換えればいい加減な情報や常識の中で生きているんです。

そして、そんないい加減な情報や常識の枠の中でしか生きていないんです。

だから、常識とされていることしか起こらないんです。

なら、何を信じて生きていけばいいのか?

自分が信じたいと思うことを信じて生きていくべきだと思います。

情報や常識に捉われず、何を信じれば都合がよいかで判断すればいいんだと思います。

筋生検をすれば、100%病名が分かるといわれて、娘は病名が確定しました。

そして、5年後には必ず寝たきりになると言われました。

しかし、5年後に娘は始めて運動場を走れるようになりました。

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そして、発病から10年が経ち、今では元気な女子高生です。

では、奇跡なのかというとそうではありません。

センターを手伝う”なお”だって難病エリートコースを辿り

治らないと言われた病気を克服し、薬も飲まずハードな毎日を送っています。

他の相談者だって年齢問わず、回復に向かわれている方が多くいます。

筋強直性ジストロフィーという病気は、どこの病院へ行っても進行を止めることさえできません。

しかし、走れるようになったりしている相談者だっています。

その人たちに共通して言えることは、世間一般的な情報や常識に巻き込まれなかったことです。

自分の都合がよい未来を信じて、常識を受け入れなかった人たちです。

みなさんの回復例

http://guide.simdif.com/support-system.html

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決めて信じるためのこと

難病といっても症状は様々で、その症状に対する不安や恐怖も様々だと思います。

日々、痛みに耐えて闘病している人もいれば

痛みはなくとも、体が動かなくなっていく恐怖に耐えて闘病している人もいます。

また、脳内ホルモンの分泌が狂い、時おり襲う強い不安感と戦っている人もいます。

どれも種類は違えど、不安や恐怖に耐えながらの日々を送っているのです。

まして、難病となれば日々だけでなく未来への不安や恐怖も重なります。

それらの思いは、他人にはなかなか理解してもらえず、同時に孤独とも戦うことになります。

娘の場合は、痛みがありませんでした。

しかし、日々壊れていく体への不安や恐怖

出来ていたことが出来なくなっている事に気づく恐怖

そんな思いは小さな娘にもあったはずです。

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同時に親である私も

同じ不安や恐怖を日々感じながら過ごしていたのも確かです。

そんなお互いの不安や恐怖をかきけすように心がけたのが夜の散歩でした。

「今日もいく?」って声かけて「うん、いくよ~」って出かけてました。

いろんなことを話しながら、ぶらぶら歩いては、いろんなものを見つけて

笑ったり、未来のことを話したりしてました。

病気のことにはあまり触れず、娘もなぜか聞いてこなかったです。

でも本音で話せる気楽さは、お互いありました。

夜の散歩は、お互いの顔が見えにくく、横に並ぶのでお互いが本音で話しやすかったです。

お互い病気に対する不安や恐怖もあったけど

治ること前提で話すことが暗黙の了解で、それが日々の苦痛を和らげていたと思います。

娘は時々、転んで膝を打ってましたが、今日散歩出来たんだから明日も出来ると思えてました。

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不安や恐怖をすべて消すことは不可能です。

しかし、心の内を出すことや、未来を語ることで希望を失わずに進むことは可能でした。

そんな散歩の時間が「必ず治すんだ、絶対に寝たきりにさせない」と何度も思わせてくれました。

また、娘も「私は治る、私にも未来はある」と思わせてくれたと思います。

「決めて、信じること」は簡単なことではありません。

しかし、「決めて、信じる続けるため」に出来ることたくさんあると思います。

自分自身の「決めて、信じ続けるため」を見つけることが大切で

それは、難病克服だけでなく、全てのことに大切なんだと思います。

そんなちょっとしたことの積み重ねが、希望する未来を現実化してくれるんだと思います。

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病気、不調を治す上でご参考に

・物質的な見直しと心理的な見直しの両方に意識を置くこと

心理的な見直しは厄介なので後回し、すぐ出来る物質的見直しから

・物質的な見直しは100点を目指さず、50点から始めて85点を継続的に

・物質的な見直しでの大きなポイントは食事改善8割、その他が2割

・食事改善のポイントは調味料(味噌、醤油、砂糖、塩、油)と米と水と薬草

・体に悪いもの(おやつなど)もいきなり我慢し過ぎずないこと、食べた後には良質な油か薬草茶を飲んで消すこと

・物質的な見直しのその他2割(食事以外)は、運動、睡眠、入浴など

・食事は和食中心で腹八分

・まずはデトックスと腸内環境改善、それさ行えば身体は必ず変わる

・3か月サイクルで確実に身体を変えていくこと、その延長線をイメージすること

・薬の長期服用は避けること、飲み続けることの怖さを知ろうとすること

今年は病気でない人はより健康に、病気や不調な人は健康体に戻れる年に

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難病克服支援センターさんのマスコットマークです。

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笑える〜ほのぼの、画像にコメントでコラボしてみました

ん?オッ! なんだ?ナンダ!?。

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画像は あじゃじゃしたー

 
 

 

え えーい、ダ・マ・レ〜〜!。

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画像は DDN JAPAN

 
 

 

ツ チ ノ コ ネ コ

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画像は ネコは溶ける - ぬこまみれ

 
 

 

何?ここがカイ〜ノ?。

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画像は Pinterest

 
 

 

さて、来年は誰ん家に行くかい?。
そうさな~、次は与作のところにするかい?。(((o(*゚▽゚*)o)))

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画像は I've Been Completely Dreading Winter Until I Saw These 20 Photos. I'm In Awe Of The Last One.

 
 

 

このお転婆どうにかして!。

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画像はまいごの‥‥‥どこですか ... on Twitpic

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〜口の悪いサンタ 最終話 〜 RyuGaの絵の無い絵本 (坂根龍我 作品 紹介№316 )

クリスマスキャロル
〜口の悪いサンタ〜

RyuGaの絵の無い絵本 最終回

 

地上の国に暖かい春が訪れています。

草木は芽吹き、花は季節の祝福に優しく揺れています。

空は抜けるように青く、小川のせせらぎが陽の光に眩しく揺れて、小さな虫達も命を喜んでいます。

大きな木の下、太い幹に背をもたせかけて座り、1人の年かさの少年が木陰で本を読んでいます。

栗色の髪を暖かな春のそよ風に遊ばせ、本の上には木漏れ日が揺れています。

さて少年が座っている木から、さほど遠くないもう1本の木の下に、1人の美しい少女が隠れるようにして少年を見つめています。

その頬は恥じらいに薄っすらと赤くなり、時折さやぐ春風が、長く伸ばしたブロンドの巻き毛をくすぐっていました。

そして、その少女の周りを小さな何かが飛び回っています。

少女にはその姿が見えないようでしたが、それは盛大に小さな光の粒を撒き散らしながら飛び回っています。

小さな子供のような姿、短いクルクルの巻き毛。

背中にはかわいくて白い翼があります。

そして、手には金色に輝く弓と矢を携えていました。

キューピッドです。

春の麗らかな恋の季節

どうやら少女の想いを察して飛び回っているようです。

「なんだい、嬢ちゃん!

あんなガキに惚れちまったのかい!

やれやれ、まだ年端もいかないガキだぜ。

あ〜ぁ、こんなに頬っぺた赤くしちまってよぉ。

最近のガキぁマセてやがる。

ま、いいか。

俺様がちょちょいと何とかしてやらぁ!」

あれあれ、なんと口の悪いキューピッドでしょう。

「さてと、金の矢をつがえて・・と。

目的はあのガキの心臓を・・狙って・・

見事刺されば、あのガキも嬢ちゃんに恋するはずだぜ!

お!あのボウズ、丁度心臓のところにハートのアザがあるじゃねぇか!

おあつらえ向きの的だぜ!

しっかりと狙って・・・・・・・ホラよっと‼︎」

口の悪いキューピッドが放った金の矢は、見事に少年のハートを射抜き、心臓に突き刺ささったのです。

その時春の少し強い風が吹き、少年の本からしおりを飛ばしてしまいました。

風に舞ったしおりは、隠れていた美しい少女の足下にヒラリと落ちました。

少女はしおりをそっと拾い上げると、まるで導かれるように少年の元へと近づいて行きます。

そして、物言わずに優しく少年に差し出しました。

少年の瞳は奥深いところに憧れを潜めて少女を見つめました。

「ありがとう。」

少女からしおりを受け取ると、少し頬を赤らめて少年は言いました。

「・・あの・・君、本は好き?」

少女は頬を染めて、小首をかしげるように小さくうなづきました。

「良かった!

できれば君と一緒に本のお話しをしたいんだ。

君さえ良ければ僕の隣に座ってくれないかい?」

瞳を輝かせて少女は

「ええ、よろこんで。」と応え、少年の傍に寄り添うように座りました。

春の陽射しはまろやかに2人を包んでいます。

「へっ!

一丁あがり!

ま、俺様の腕にかかりゃこんなもんよ!

なかなか粋な演出じゃねぇか。

・・・さぁて、次に俺様の世話になりてぇヤツを探すとするか。

・・・・にしても・・あのボウズ、どっかで会ったような・・妙に懐かしい感じがするぜ・・。

ま、いいか。

次だ次だ!」

口の悪いキューピッドは光を撒き散らしながら何処かへ飛んで行ってしまいました。

みなさん、サンタクロースは何人いるか知ってますか?

実はサンタは1人じゃ無いんです。

そして、サンタの寿命が尽きたら・・・

もう、お解りですよね。

キューピッドに生まれ変わるんです。

そして、キューピッドの矢に撃たれ恋におちた2人が、いつかお父さんとお母さんになって、サンタさんにお願いをする良い子達を育てるのです。

 この記事は彦根市の漆の工芸家、坂根龍我さんの
了解をいただき、F.B.投稿を紹介させていただいています

 

あれあれ、天の国から神様のため息が聞こえてきました。

「・・・やれやれ、あの精霊の魂だけ、どうしてあのように口が悪くなるものなのか・・頭が痛い。」

どうやら神様にもわからない事はあるみたいですね。

春は盛り。

次のクリスマスの物語まではまだまだ先です。

え?

キューピッドの寿命が尽きたらどうなるかですって?

それはね・・・・それはまたいつか、遠いいつかお話ししましょうかね。

END

キャスト

口の悪いサンタ

可愛い男の子

神様(神公)

男の子の父親

男の子の母親

成長した男の子

男の子に恋をする美しい少女

口の悪いキューピッド

サンタのソリを引くトナカイ A・B・C・D・E ホォホォー!と声をあげ地上へ向かうサンタ達

A・B・C・D・E・F・G

協力(勝手に)

インド タージ・マハール寺院

日本 姫路城

フランス エトワール凱旋門

オランダ キンデルダイク風車群

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これでこのお話しは終わりです。

最後までお付き合いいただけました事、大変光栄に思います。m(_ _)m

                

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〜口の悪いサンタ 10 〜 RyuGaの絵の無い絵本 (坂根龍我 作品 紹介№315 )

クリスマスキャロル
〜口の悪いサンタ〜

RyuGaの絵の無い絵本 第10話

 

すると小さな光の玉がフッと現れ、サンタの目の前で大きくなり、神様が現れました。

「・・お前か・・。

どうした?いつもの勢いでは無いな。

お前にとって私は神公ではなかったのか?」

「今までの事は謝ります。

・・いや、お・・お詫びします。

だから!・・ですから!どうか、俺の話しを聞いてください!

お願いします・・お願いします・・・。」

口の悪いサンタは一生懸命言葉を直しながら、頭を下げて神様にお願いをしました。

「・・どんな話しなのか、とにかく聞こう、話してみるがいい。」

「はい!ありがとうございます‼︎」

神様にお礼を言うと、口の悪いサンタは亡くなってしまった男の子の事を話し始めました。

父親が、母親がどんなに悲しく辛い日を送っているか、自分が何を感じたのかを一心に話しました。

「俺は俺だけでいいと思ってた。

関心があるのは自分とトナカイ達の事だけ。

自分が満足していられればいいと思ってた。

他人と何かを分け合うなんて考えもしなかったんだ。

・・・違ったんだよな・・。

ボウズがいなくなっちまって・・俺は悲しくて、寂しくて・・。

自分がどうかなっちまうより辛くって・・・。」

「お前にも少しは学ぶ心があったのだな。

それで、少しは変わった自分を報告に来たという訳か?」

神様の問いに、口の悪いサンタは姿勢を正し真っすぐに神様を見つめて言いました。

「違う!報告にきたんじゃねぇ!

お、お願いに来ました!

神様にお願いがあって来ました!」

「お前が私に願い事があると言うのか?

・・ほぉ・・・、わかった、それも聞かせて貰おう。」

こんな事は初めてでした。

口の悪いサンタの真剣な眼差しを見て神様も威厳を保ってサンタに向かいます。

「神様、俺の寿命の半分を差し出します!

ですからどうか、あのボウズを健康にして、地上に戻してやってください!

神様、どうかお願いします!」

口の悪いサンタはそう言うと、神様の前にかしづくように座り、深々と頭を下げました。

「あの子供の死を無かった事にしてくれと願うのか?」

「はい!どうかお願いします!」

神様は口の悪いサンタを諭すように話しました。

「地上の理りで、1度生を終えた者が再び蘇るということは無いのだ。

ヒトは限られた時の中で、それぞれが目指す人生を謳歌して去ってゆくもの。

その事に生の長い短いは関係ない。

それでもお前は、その理りを曲げてでも、あの子供を戻して欲しいと心から願うというのか?」

口の悪いサンタは、今度は顔を上げ神様の眼差しをしっかりと見つめて言いました。

「はい!願います。

俺があんなヒネクレを起こさずに、神様の話しをちゃんと聞きさえしていれば、ボウズは今元気でいるはずだった。

俺がバカだったばっかりに、ボウズは願いを叶えられなかった。

どうかお願いします!

あのボウズを戻してやってください!」

神様は、今度はしばらく何かを考え、ゆっくりと口を開きました。

「そうか・・・、その願い叶えてやれない事もない・・・。

だが、去年とは条件が変わってしまった・・・。

お前のサンタとしての寿命の全てを私に差し出すというのならその願い、聞き入れる事が出来る。

生命有るものの生とはそれ程に尊くて重いのだ。

その子供の命を戻すには、その子供に関わりを持った、サンタであるお前の寿命の全てをもって願いとしなければ聞き入れる事が出来ないのだ。

どうだ、私に差し出すことがお前にできるか?」

自分の寿命全てと聞いた口の悪いサンタは少し驚き俯いて、わずかの間何かを考えていました。

でもすぐに顔を上げて真っ直ぐに、そして静かに言いました。

「はい、俺の寿命の全てを差し出します。

俺は精霊ですからね。

あのボウズを戻してやってください!」

神様は口の悪いサンタの決心が本物かどうか、しばらくサンタの瞳を見ていましたが、やがて優しく言いました。

「お前の決心はよくわかった。

願いは聞き入れた。」

「ありがとうございます!

ありがとうございます!」

口の悪いサンタは、ひれ伏して何度も神様にお礼を言いました。

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全ての話しを聞いていたトナカイ達が、口の悪いサンタにすり寄って、別れを惜しみます。

「おお!スマンな、俺はもう面倒を見てやれねぇが、お前達は立派なソリ引きだ。

きっと誰かいいサンタが面倒見てくれるにちがいねぇ。

今までありがとうよ。」

神様はトナカイ達を見て優しくうなづきました。

そして、口の悪いサンタは、トナカイ一頭一頭の首を優しく撫でてやると神様に向かって言いました。

「さあ、もう思い残すことは何もねぇや!

清々しい気持ちだぜ!

こんな心持ちは初めてだ!

何か嬉しくなってきたぜ!

さ、神様!

そろそろ俺の願いを叶えてやって下さい!」

神様は優しい微笑みををたたえながら言いました。

「では、お前の寿命の全てを受け取ろう。

目を閉じて、静かにしているのだ。」

言うと神様もそっと目を閉じ、両手をすくうように口の悪いサンタに差し伸べました。

やがて神様の両手の間に大きな眩い光の渦が生まれ、口の悪いサンタをグルグルと包んでいきます。

(あぁ、なんて心地いいんだ・・・

暖かくて・・目を閉じていても眩しいくらいだ・・。

・・でも・・元気なボウズに、ひと目逢いたかったなぁ・・・)

やがて口の悪いサンタの意識は光の彼方へ、まるで吸い込まれるように遠のいていったのです。

To Be Continued・・・・・・・

明日の最終話に続きます。^_^

                

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〜口の悪いサンタ 9 〜 RyuGaの絵の無い絵本 (坂根龍我 作品 紹介№314 )

クリスマスキャロル
〜口の悪いサンタ〜

RyuGaの絵の無い絵本 第9話

 

母親は声をあげて泣き始めました。

父親は優しく母親を抱き締めて言いました。

「あの子はとても頑張ったじゃないか。

今年のクリスマスには僕は治るんだって言って、病気に負けまいと頑張ったじゃないか。

ね、もうゆっくり眠らせてあげよう。

そうだ!明日はクリスマスだ。

何かプレゼントを持って、あの子のお墓に行こうよ。

そして、2人であの子の思い出を語ろう。」

母親は一層強く泣き始めました。

(‼︎・・・ボウズの墓だとォ⁈・・・そんな・・そんな・・・なんてこった・・ボウズ・・死んじまったってのかよ⁉︎・・・・・・・・・。)

その後、口の悪いサンタはどうやって戻って来たか覚えていません。

気がつくとあの男の子の部屋で男の子のベッドに腰掛けて俯いていました。

身体も元の大きさに戻っています。

「俺ぁ、てっきりボウズの病気が治ったんだと思っていたぜ・・・。

医者が良い薬かなんかでよぉ・・・。

・・・可愛いボウズだったな・・目が大きくってよ・・髪なんか柔らかくてフワフワしてたな・・。

力の入らない手で・・・・・・一生懸命俺の腹にしがみついて・・・・笑ってたな・・・・・胸のハートのアザまで・・キレイでよ・・・・・・・・。」

口の悪いサンタの目からポタポタと大粒の涙が溢れては、薄っすらと汚れた床に落ちました。

「・・・何で、俺、泣いてるんだ・・?

たった1度会っただけのガキじゃねぇか・・・

ちきしょう!

・・・・あの時、俺がひねくれなければ良かったのかよ・・

神様に寿命の半分・・差し出してりゃ・・ボウズは元気でいたのかよ・・・・・・・。

そうだよなぁ・・・そうすりゃ良かったんだよなぁ・・・・・。

ボウズ・・本が読みてぇって言ってたよなぁ・・・

そんな小さな望みも・・・

俺はバカだ・・・・・・・・

ボウズに会いてぇなぁ・・・・・。

俺は・・・何てことしちまったんだ・・・・・。」

その時、窓辺からソリの鈴がシャンッと鳴りました。

窓に目を向けると、トナカイ達がソリを引いて口の悪いサンタを迎えに来ています。

トナカイ達は西の方角に向かい、しきりに首を振り脚を蹴っています。

「そうか、もうすぐ夜が明けちまうのか・・。

帰らなきゃな・・・・。」

口の悪いサンタは、涙を拭おうともせずノロノロとベッドから立ち上がり、窓からソリへと乗り込みました。

でも、あの勢いのある「ホォ、ホォーー!」という

掛け声はいつまでたっても聞こえません。

それどころか、目を閉じたままジッと何かを考えている様子です。

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 やがて走りたがっているトナカイ達がしびれを切らしそうになったころ、口の悪いサンタは目を開け真剣な瞳を天に向け言いました。

「トナカイ達よ!このまま真っすぐ神様の元へと急げ‼︎

風にも負けぬ勢いで駆け抜けろ‼︎

ホォホォ、ホォーーーー‼︎‼︎」

鞭の音がピシリッとうなると、トナカイ達はブルルッ!とひと声鳴き、全速力で走り始めました。

そして、口の悪いサンタを乗せたソリは、あっという間に天に吸い込まれていったのです。

輝く月を走り抜け、星を追い越し、光の粒を撒き散らしながらソリは風のように走ります。

口の悪いサンタの帽子は今にも飛ばされそう!

白い立派な髭は撫でつけられた様に風に押さえられています。

「ホォホォホォーー!

トナカイ達よ!もっとだ!もっと早く俺を神様の元へ届けてくれ‼︎」

やがてほんのりと明るく見える聖域が見えて来ました。

口の悪いサンタはソリのまま神様へと通じる門をくぐると、静かにソリを停め自分は飛び降りました。

そして大きな声で神様を呼んだのです。

「神様ーー!

神様ぁーーーー!

お願いです!どうか姿をみせて下さい!

そして俺の話しを聞いてください!」

To Be Continued・・・・・

                

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〜口の悪いサンタ 8 〜 RyuGaの絵の無い絵本 (坂根龍我 作品 紹介№313 )

クリスマスキャロル
〜口の悪いサンタ〜

RyuGaの絵の無い絵本 第8話

 

「さてと、ボウズの顔を見るのは1番後にしよう。

先に大事な用事を済ませちまおうぜ!

それ!ホォホォ、ホォーー!」

と言うと、口の悪いサンタはトナカイ達に鞭をふるい大急ぎで世界中の良い子達にプレゼントを配り終え、あの男の子の住む小さな可愛いお家へと向かいました。

1年ぶりに見る空からの景色です。

「あったあった!あの家だ!」

でも、ひとつだけ去年のクリスマスイブの晩と景色が違いました。

男の子の部屋の窓に、あのキャンドルの小さな灯りが灯っていません。

「おや・・・?

灯りがねぇぞ・・・。

ボウズ、寝ちまったのかな・・・」

サンタのソリは男の子のお家の可愛い屋根の上にとまりました。

「ホォ、ホォー。

じゃ、ちょいと行ってくるかな。

トナカイども、おとなしく待ってろよ。」

そう言うと、口の悪いサンタはトナカイ達の首を撫でてから煙突の中へと消えていきました。

「・・相変わらず狭ぇなぁ・・

おいおい、去年にも増して掃除してねぇな・・

こりゃぁ、流石に身体を小さくしなけりゃ真っ黒になっちまわぁ!」

やっと暖炉に抜けた口の悪いサンタ。

去年と同じように男の子のいた子供部屋へと向かいます。

そして、ブルーの可愛いドアを去年と同じようにそっと開けて中へと入りました。

「・・ぉぉ〜ぃ・・・」

口の悪いサンタは出来るだけ小さな声で呼びかけてみました。

「ボウズ、寝てるのか・・・?」

男の子の部屋はシンと静まり返って、物音ひとつ返っては来ません。

「・・・なんだ?

・・・ボウズいねぇのか・・?

起きて返事しろ〜・・・

俺様だぞ〜・・サンタが来たぞ〜・・・。」

相変わらず男の子の部屋は何の物音もしません。

それどころか部屋を暖かくした様子もありませんでした。

口の悪いサンタは、男の子が起き上がっていたベッドへと近づきました。

去年、男の子と一緒に飛び立った窓から、夜の薄青さに照らされて誰もいない男の子のベッドだけがそこにありました。

ベッドのお布団は綺麗にされていて、人が使った気配すらありません。

 この記事は彦根市の漆の工芸家、坂根龍我さんの
了解をいただき、F.B.投稿を紹介させていただいています

「・・何だ?

誰もいねぇのかよ・・。

あのボウズどこ行っちまったんだよ・・。」

男の子がいたベッドの側のテーブルの上のキャンドルは、灯された様子も無くて硬く冷たくなっていました。

それにテーブルの上には薄っすらと白いホコリさえ見られたのです。

見ると、床の上にも薄く白いホコリが敷かれています。

そうです、男の子の部屋はもう長い事使われた様子が無いのです。

口の悪いサンタもさすがにおかしいと思い始めました。

「・・・おいおい、いったいどうなってんだ?

身体が治ったっていったって、まだ小さなガキだ。

長い事家を空けられる訳がねぇ・・。

何があったってんだ・・・。」

その時、階下の部屋から物音が聞こえました。

「‼︎ なんだ、ボウズ下の部屋にいたのか。」

少しホッとした口の悪いサンタは、階下へ降りて様子を伺う事にしました。

男の子の両親に見つからないように、そっと、そっと。

何と言ってもサンタは子供達のサンタクロースですからね。

大人に見つかる訳にはいかないのです。

物音のする部屋からは、男の人と女の人の話し声が聞こえてきました。

それはどうやら、あの男の子の両親だとわかりました。

部屋の扉が少し開いていて、中の様子を見る事が出来ます。

口の悪いサンタは、見つからないように慌てて身体を小さくしました。

でも男の子の姿はこの部屋にもありませんでした。

口の悪いサンタは、身体を小さくしたうえに尚も身をかがめるようにして2人の話し声に耳を傾けました。

見ると、母親の方は椅子に座り、テーブルに肘をつき手のひらは顔を覆っています。

泣いている事がうかがえました。

父親は自らも泣きそうなのを我慢して、母親の傍らに立ち母親を慰めるようにその肩に手を置いています。

「・・さぁ、もうそんなに泣いてばかりは良くない。

あの子だって喜ばないよ。」

「・・・だって、あなた・・・大切な大切な坊やだったんですもの・・・。

ああ、私の可愛い坊や・・・。」

(・・・だった?・・喜ばない?・・どういう事だ・・・?)

To Be Continued・・・・・

                

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